今回は唐津焼についてお話しします。
子どもの頃、
九州に住んでいた
私にとって、
陶器というと唐津焼。
鮮やかな印象の
有田焼と対照的に、
素朴ではあるけれど、
その存在感はすごい。
あの土っぽさが好き♪
両親も陶器好きで、
唐津旅行へも
連れて行ってもらった
思い出があります。
そんな大好きな唐津焼を
ご紹介します!
見よ‼唐津焼の皿・・・器はこうでなければ‼
唐津焼(からつやき)は、
佐賀県唐津・・・
佐賀県東部から長崎県北部で
造られている焼き物。
茶器が多く造られていて、
茶道の世界では古くから、
「一井戸二楽三唐津」
と言われるように、
茶人たちからもずっと、
愛されてきました。
私が惹かれたのは、
黒唐津五寸皿
|
「黒唐津」
焦げ茶色から黒までの
色が絡み合って、
豊かな表情を魅せてくれる♪
しかもよそった料理を
邪魔しない♪
さすが、海の幸も
陸の幸もおいしい
唐津ならでは・・・
この「黒」は、
鉄分を10%前後含んだ
鉄釉(てつゆう)が、
用いられます。
だから、単純に、
「黒」
とは表現できない
深い色あいが、
「黒唐津」
こちらは皿と言っても、
少し深くなっていて、
小鉢になりますね。
このサイズと深さ!
使いやすそうですから、
出番が多くなりそう♪
黒唐津五寸皿の作家“中村恵子さん”っていったいどんな方?
唐津の地に惚れ
唐津で頑張る、
女性陶芸家
中村恵子さん(東風窯)
「割竹窯」にこだわる
竹を真二つに割った
ような型の登り窯
釜の中の、
器を置く場所によって、
炎と熱と釉薬との融合
偶発性によって、
思わぬ色彩の器が、
産まれる
中村さん、
ここまでの道のりは・・・
OLさんになったものの、
夢を捨てきれず、
28才で、
唐津焼の窯元に弟子入り⁉
その後 独立。
この唐津の地の
水や土にこだわり、
登り窯にこだわり
続けていらっしゃいます。
同じ女として、
尊敬しますね~
うらやましくもあり・・・
楽天で唐津焼買った方の口コミ情報!
●黒唐津を購入された方
真っ黒を想像していたので、
イメージとは違いましたが、
黒と茶の混ざり合う
表情が豊かで、
これはこれで
気に入りました。
濃い色のお皿は、
食卓が締まり、
食べ物も映えるので、
出番が多いお皿になる
と思います。
〇青唐津を購入された方々
青唐津木瓜向付・
長森慶《小鉢・14.0cm》
|
こんな雰囲気の唐津焼が、
むかし我が家に
あったと思います。
「青唐津」
鉄の含有量が少なく、
1%~2%
還元焼成という焼き方で、
緑~青磁色になります。
買った皆さん、
どんな感想をお持ちでしょう?
*料理が映える*
・これに盛り付けるだけで
美味しそうに見えるので、
ありがたい
・お料理も、いっそう
美味しくしてれそうです
・刺身やおひたしなど
何を盛っても、
涼しげにきまりそう
・滑りやすい肌が、
自然に料理を中心に集め、
きれいに盛る事ができます。
*美しい*
・渋い緑~深いブルー
とてもキレイな器です
・見込みに釉薬が溜まって、
キレイな緑色です
|
なんだか、
口コミを読んでいるだけで、
唐津焼で食べたくなりました♪
そうだ!
次は、
唐津で唐津焼のお皿で
料理を出している、
ちょっといい店
お伝えしましょ♪
唐津へ行ったら寄ってみたい鮨!唐津の方の口コミの店!
ちょっと脱線しますが…
私が子どもの頃、
唐津旅行で行った時、
記憶に残っているのは、
泊まった旅館の庭から、
明朝、海まで行ったこと♪
そのくらい海に近くて、
漁港もあり、
美味しい鮨も
あるっていうこと!
からつ 鮨 笑咲喜
https://www.tabirai.net/sightseeing/column/0006645.aspx
創業は平成26年
っていうから、まだ
若いお店ですね。
このお店で使われているものは、
器から食材まで、
ほとんどが唐津のもの!
メニューは、
「おまかせにぎり」と
「おまかせ肴とにぎり」の
二つのみ⁉
という潔さ!
店内は、
カウンター4席と、
テーブル4席のみ⁉
という希少さ!
・おまかせにぎり
(小鉢・にぎり・吸物・甘味)
¥3500
・おまかせ肴とにぎり
(小鉢・刺身・肴・吸物・甘味)
¥4800
~営業時間~
平日……17時~22時
日曜……12時~14時
~定休日~
月曜
~住所~
佐賀県唐津市中町1840-1
0955-75-2014
むむ~!
旅行に行った時に
あったら行きたかった~‼
私が泊まった旅館も、
調べたくなっちゃったな♪
このお店の地図を見たら・・・
あった!あった!
海岸近くに旅館‼
「水野旅館」
https://www.mizunoryokan.com/
HPを見たら・・・
確かにここ‼
懐かしや玄界灘!
創業:昭和28年
先々代に
紙問屋の別荘を、
先代が譲り受けて
旅館を創業。
いやいや、
ちょっとお話が商品と
それてしまいました。
これも唐津を愛する
私に免じて、
お許しくださいませm(*_ _)m
まとめ
「唐津焼」と
ひとくちに言っても、
その種類はさまざま・・・
作風や技も、
多岐にわたる・・・
私はその中で、
「黒唐津」をおススメしたい!
ぜひ、味わっていただきたい!
何色にも変化する
「黒」の器で、
魚・野菜・肉・甘未・・・
どんな食べ物も、
美しく、おいしそうに、
引き立ててくれるのが、
唐津焼です!