アウトドアナイフ コールドスチールブッシュマン!わたしがおすすめする2種のご紹介!

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この前猟期が終わって
(福岡は3月15日までがシーズン)、
やっと落ち着いて
装備の整備をしております。

今期は色々と
ナイフを買い足しました。

その中でも「珍品」、
「コールドスチール
ブッシュマン」を紹介します。

コールドスチール ブッシュマンとは

コールドスチール社
https://www.coldsteel.com
は1980年創業、
主にナイフ・刀剣類を
製造している
アメリカのメーカーです。

社長はリン・トンプソン氏、
「ほぼ社長の趣味」な
製品が揃っています。

お値打ち帯から
高額ハードユース帯まで
幅広いラインナップで
「このメーカーだけで
アウトドアナイフは揃う」
という人も。

今回紹介する
「ブッシュマン」には
2種類のモデルがあります。

・コールドスチール ブッシュマン (今回紹介)

 

・コールドスチール ボウイブレード ブッシュマン

 

この2種に共通する特徴は以下の通りです。
・ホローシェイプ
・刃厚2.5ミリ
・素材:工具鋼
(JIS:SK-85、旧JIS:SK-5)、
硬度と靭性に優れるが錆びる
・グリップ部分が「袋状」
になっており、
棒などと組み合わせて
「高枝切りナイフ」
「槍(後述)」として使える

グリップが袋… と思ったあなた、正解です。

ブッシュマンナイフは、
東北のマタギに伝わる
「フクロナガサ」と
同じ構造をしています。

フクロナガサは
「厚い鋼でできており、
槍にして熊と戦うに耐える」
造りです。

一方、ブッシュマンナイフは
「まっすぐ刺せば
勝てるかもしれない」
といったところです。

しかし、フクロナガサは
安いものでも3万円以上。

ブッシュマンが5本買えて
お釣りがきます。

この「安さ」が、
今回選定・テストした
理由の一つです。

それでは、
今回は「実際に試した」
ブッシュマンの実力を
お伝えします。

ブッシュマン その実力

・切れ具合
先ずはナイフとして
最も重要な機能
「切れるか」について。

これは素材(工具鋼)が
「間違いない」ゆえ、
「ちゃんと切れる」の一言です。

正しく熱処理されているようで、
剛性・靭性とも素材と
刃厚から想像される通りでした。

「削る」「切る」以外の
用途(バトニング等)には、
刃の薄さゆえ向かないと
思います(試していません)。

・バランス
ブッシュマンは握った時、
ちょうどヒルト
(に相当する部分)に
重心が来ます。

※「広いの」はブレード幅分、
先端側に重心が来ます。

グリップが袋状で
厚さもあるので、
バランス調整も
自身で可能です。

・棒と組み合わせ
さて、一番の特徴
「棒と組み合わせて、
高枝切りナイフや槍にする」

ですが、私、やらかしました。

グリップに合わせて
棒を削って刺し込み
パラコードで固定。

上方に伸ばして、
振りかぶって、
木の枝に…ぐにっ。

曲げてしまいました。
棒の先なので手を振る
速度より早く動く
+ まっすぐ振れていなかった
のが原因です。

同じ厚さのステンレスだと
折れていたと思いますが、
そこはさすが工具鋼。

「ブレードの根元から」
曲がりました。

めげずに翌日発注。2日後受領。

今度は「槍」のテスト、
「大根」「南瓜」
「水入りポリタンク」を
設置してテストしてみました。

水入りポリタンクは
一瞬弾かれそうに
なりましたが、
3つとも試技成功。

手で持って刺せる
硬度であれば問題なさそうですが、
熊・猪・鹿等と対峙した際は、
軟部をきっちり
狙わないと危ないでしょう。

まとめ

今回の「コールドスチール
ブッシュマン」、
いかがだったでしょうか。

アウトドアナイフとしては
「十分使える性能」と
「面白い可能性」を
持ったナイフです。

性能を把握して
使いこなせれば、
山での頼もしい相棒になる、
と感じました。

ブッシュマンを使ってみて
「物足りない」あなたには
「フクロナガサ」をお勧めします。

西根打刃物製作所 https://matagi-nagasa.jp/

この記事が、
あなたのアウトドアライフと
共にあれば幸いです。

そいぎんた!

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