掃除から洗濯まで
幅広く使い道のある
セスキ炭酸ソーダです。
ナチュラルクリーニング
素材として
知名度が上がって
きていますね!
掃除用に一本、
洗濯用に一本と
いろいろなところに
置いておいても
損はないほどの実力を
持っています。
ひとつの場所や
用途だけではなく、
さまざまな場所にも使え、
広範囲の汚れを
落とすのに最適です。
そんなセスキ炭酸ソーダの
安全性や使い方など
ご紹介いたします^^*
セスキ炭酸ソーダの安全性と成分について
セスキ炭酸ソーダは
重曹と比較されることが
多い洗剤です。
両方ともアルカリ性の
性質を持っていますが、
大きく3つの違いがあります。
まずはアルカリ度の高さ。
重曹よりも
セスキ炭酸ソーダの方が
アルカリ度が高く、
肌への負担も
セスキ炭酸ソーダの方が
高いです。
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次に溶けやすさが
異なります。
重曹は水に溶けにくく、
セスキ炭酸ソーダは
水に溶けやすいので
水で薄めてスプレーと
して使うなら
セスキ炭酸ソーダが
おすすめです。
最後の違いは、
研磨機能の有無です。
重曹は、
水に溶けにくいため
クレンザーのように
研磨する効果がありますが、
セスキ炭酸ソーダには
研磨効果がありません。
セスキ炭酸ソーダは、
アルカリ度が高く、
肌への負担もその分
高いと前述しましたが、
実際は手荒れのリスクも
ほとんどありません。
というのも、
セスキ炭酸ソーダは
入浴剤にも含まれる成分です。
しかしアルカリ性は、
たんぱく質を溶かす
性質があるので、
肌が弱い人や乳幼児は
直接肌に触れるのは
避けた方がいいですね。
また、肌について
ぬるぬるとした違和感が
出たら水で充分に
洗い流します。
なお、ぬるぬるが
残るようでしたら
アルカリ性と
中和させるために、
酸性の酢やクエン酸を
振りかけて洗うと
効果的です。
セスキ炭酸ソーダは
変質しにくい成分なので、
保存性にも優れています。
常温で長期保存しても
さらさらとしていますが、
湿気には弱いので
密閉保存しておきます。
セスキ炭酸ソーダはどんなところで使える?用途は?
セスキ炭酸ソーダは
油汚れの乳化、
たんぱく質の分解が
得意です。
作業服の油汚れや
襟・袖口の黄ばみ、
換気扇やコンロ、
グリルなどの油汚れなどに
効果的です!
油汚れや皮脂汚れ、
手垢汚れ、血液の汚れなどにも
強いです。
子供がいる家庭だと
特に窓や扉、
ドアノブなど皮脂汚れが
気になりますが、
そういった部分に、
使ってあげると
簡単にきれいになります。
意外と浴槽や
風呂の床にも
皮脂汚れがついています。
スプレーを噴射して
スポンジで
擦ってあげると、
日々溜まってしまった
皮脂汚れが
きれいに落とせます。
消臭としても使えるので、
ランドリーボックスや
ごみ箱に水で薄めた
セスキ炭酸ソーダを
噴射して使うと
臭いが抑えられます。
酸化した臭いや
雑菌の増殖を
抑える作用があります。
セスキ炭酸ソーダは、
たんぱく質を
落とすだけではなく、
分解する効果があるので
ソファやマットレス
といった洗えないものに
対しても使用できます。
水で薄めた、
セスキ炭酸ソーダを
噴射したあとに乾拭きして、
さらに水拭きすると
中和もされるので
「肌が弱いから成分が気になる」
という人にもおすすめです*(^o^)/*
実際に、セスキ炭酸ソーダを
使うときは、
水に溶かしてスプレーで
噴射する方法や、
衣服の漬けおき洗いの
ときに入れるといいですね!
セスキ炭酸ソーダの
スプレーを作るときは
水500mlに対して、
セスキ炭酸ソーダを
小さじ2杯ほど入れて
軽く振ります。
襟や袖口の黄ばみが
ひどいときには、
気になる部分に
セスキ炭酸ソーダの粉末を
振りかけて、
30分ほど置いておくと
より効果的です✩.*˚
また、洗濯機に
洗濯洗剤の代わりに
セスキ炭酸ソーダを
使っても大丈夫です。
水に溶けやすい
性質があるので、
市販されている
粉洗剤より粉感が
残りません!
消臭効果もあるので
特に部屋干しの際には
臭いが気にならなくなります。
油汚れが気になる
キッチン周りには、
キッチンペーパーなどを
敷いた上から
スプレーを噴射して
数分置くと効果的ですよ♪♪
汚れがひどいときは、
セスキ炭酸ソーダの濃度を
濃くして使用しても
大丈夫です。
セスキ炭酸ソーダが効果的でない用途
セスキ炭酸ソーダが
不得意としている汚れは
調味料のシミ抜きや
泥汚れなど。
畳やカーペット、
アルミ素材、革製品、
白木の床や家具などの
場面では、
セスキ炭酸ソーダは
向いていません。
こういったものに
使ってしまうと
変色したり、
黒ずみを残す恐れが
あります。
また、口紅や機械油などの
重度の油汚れには
効果があまりありません(´-ω-`)
まとめ
普段重曹を使っていると「セスキ炭酸ソーダってほとんど重曹と変わらないのでは?」と疑問を持たれると思います。
しかし実際に使ってみると、セスキ炭酸ソーダと重曹は似たような性質ながら、用途によって使い分けることで掃除や洗濯がぐんと楽になります。
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研磨できる重曹は擦って洗いたいときに、セスキ炭酸ソーダは水に溶かして使いたいときに便利ですね。
シンクなど傷付きやすい部分には研磨作用のないセスキ炭酸ソーダを粉末のまま使ってスポンジで擦ると傷などができずに便利です。
また、インターネット通販でもセスキ炭酸ソーダは売られていますが、スーパーやドラッグストア、コンビニ、100円均一などの身近なお店でも売られています。
必要なときにすぐ手に入るので便利ですね。